大腸ポリープ|新宿しまだ内科クリニック 公式コラム
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「疾患でさがす:大腸の病気」
大腸ポリープ
- 2024年9月15日
- 「疾患でさがす:大腸の病気」
疾患別コラム:大腸ポリープ
大腸ポリープとは
ポリープとは消化管の内側の壁から内腔に隆起してくる物の総称になります。
大腸のポリープにはいくつか種類があります。あまり心配しなくてもよいものから切除の対象になるものまで様々です。治療の対象となる代表的なものは腺腫とよばれるグループのポリープです。
腺腫は大きくなってくるにつれ癌化のポテンシャルを秘めてきます。ある日突然大腸癌になるわけではなくある程度の大きさまで成長するとその可能性を秘めてきます。
大腸ポリープのがん化についてはこちらのコラムもぜひお読みください
https://naika.clinic/blog/大腸がん、ポリープからの癌化と進行のしかた/
大腸ポリープの切除対象についてはこちらのコラムもぜひお読みください
https://naika.clinic/blog/大腸ポリープ切除:当クリニックでの切除対象病/
次に治療対象となるポリープ病変は鋸歯状病変とよばれるグループです。これらのうち特に右側の大腸に出現しある大きさ以上のものは癌化のおそれがあるとのことで治療対象になります。
アメリカでは将来癌化の恐れがあるポリープやすでに一部が癌化している可能性のあるポリープを根こそぎ切除する治療を進めました。このことは大腸癌患者数を減少させることに寄与したと言われています。
日本でも近年おなじようにclean colonをめざしてできるだけポリープを切除してしまう考え方も広がっております。実際、当クリニックでも小さいポリープでも将来を見据えてあえて育てるよりはその場で簡便に切除できる方法で切除をしております。
症状
原則ありません
必要な検査
検査であり治療でもあるのは大腸カメラだけです。
治療方針
原則大腸カメラで切除をします。
内視鏡的粘膜切除術(EMR)や最近はより簡便にかつ安全に行えるコールドスネアポリペクトミーという方法がひろがっています。ただし確実に良性が予想されるものと10mm未満である一定の形状のポリープへの治療という制限があります。
外来で行っているコールドスネアポリペクトミーについてはこちらのコラムもぜひお読みください
https://naika.clinic/blog/クリニックでの大腸ポリープ切除:コールドスネ/
「大腸ポリープ」について、
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新宿しまだ内科クリニック院長
高林英日己