ピロリ菌の除菌治療。3種類、朝夕、1週間|新宿しまだ内科クリニック 公式コラム

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胃のお話

ピロリ菌の除菌治療。3種類、朝夕、1週間

新宿しまだ内科クリニック高林です。

引き続きピロリ菌についての話題です。今回は除菌治療についてです

除菌治療の方法は内服薬になります。

  • 2種類の抗菌薬と1種類の胃酸分泌を抑制するお薬の3種類
  • 朝夕食後のそれぞれ1日2回。
  • 1週間の内服

となっています。薬の錠剤数が多いので1日分がパックとなっております。

出典:大塚製薬医療機関関係者向け情報サイト)

治療適応となる方は前回コラムにも書かせて頂きましたが、胃カメラ検査で萎縮性胃炎(慢性胃炎)や胃潰瘍や十二指腸潰瘍やその跡を認める場合などの所見があり、いずれかの検査で現在感染していることがわかっている方になります。

治療効果は、初回治療で日本人の場合はおよそ85%の除菌成功率と言われています。除菌できない主な理由は保菌しているピロリ菌が薬に対して抵抗力を持っているためと考えられています。
初回治療で除菌できなかった際は、薬の組み合わせを変更し2回目の除菌治療が行えます。これにより治療を行った方の約
95%で除菌が完了すると言われています。もし2回目の治療でも除菌が成功しなかった場合、3回目の治療方法は現時点では保険で認可されておりません。このため今のところはそのままということになります。

ピロリ菌治療でお悩みの際は、ぜひ当クリニックにご相談ください。

下記webまたはお電話03-6380-1905から受診のご予約ができます。

https://ssc8.doctorqube.com/shinjuku-shimada-naika/

次回は除菌判定の方法についてです。よろしくお願いいたします。

新宿しまだ内科クリニック院長 高林英日己