内視鏡検査時の鎮静薬について|新宿しまだ内科クリニック 公式コラム

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内視鏡検査前の準備説明

内視鏡検査時の鎮静薬について

内視鏡検査時の鎮静薬についてです

近年内視鏡検査・治療時には苦痛を少しでも和らげる目的で点滴での鎮静薬・鎮痛薬を使用して行うようになってきました。もちろん使用せずとも検査可能ではありますが少しでも苦痛・不安がない方が良いですので当院でもご希望がある際は使用させて頂いております。むしろほとんどの方が希望をされています。

今回はそのお薬のご説明です。

お薬使用感としては、完全に眠ってしまうわけではございませんが、

「全く記憶がない」あるいは「なんとなく記憶があるような気もするが、よく覚えていない」

という感想を多くの方がお話されます。皆さん幸い苦痛を感じることなく終えられています。

しかしながら、効果については少なからず個人差があると言えます。時になかなか麻酔の効果が得られにくいケースがあることも事実です。
体重あたりで投与できる量、血圧や呼吸状態により安全に使用できる量が決まるので、際限なく投与できるものではないことをご承知ください。

最も最優先することは「安全な検査」になります。

 

なお、効果が得られにくいケースの特徴としては、
アルコールを日常多飲されている方
睡眠導入薬や抗不安薬を複数長期間使用されている方

このような方々には鎮静薬の効果が得られにくいことが知られております。

デメリットとしては、
使用後ぼんやりと眠い状態になりますので1時間弱はクリニックでお休みいただきます。

同日の乗用車・バイク・自転車の使用は危険ですので必ず控えていただきます。
検査時のデメリット(副作用)としては血圧の低下・呼吸抑制になります。
この点が見られた際は投与量は増やせませんし、効果を減弱するお薬を投与することがあります。

日頃よりできる限り苦痛なく検査を行ってはおりますが、上記を用いることで不安や緊張を少しでも減らして頂き検査も苦しくなく終えられればと思います。
ご希望の際はご相談ください。web予約の際にも使用希望選択できます。
クリニックでお話を伺ってから使用を検討されたい方は遠慮なく受診くださいませ。

下記webまたはお電話03-6380-1905から内視鏡検査ご予約および外来予約双方ができます
https://ssc8.doctorqube.com/shinjuku-shimada-naika/

新宿しまだ内科クリニック院長 高林英日己