日本は大腸がん大国。G7の中で最多。各国との比較|新宿しまだ内科クリニック 公式コラム

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大腸がんのお話

日本は大腸がん大国。G7の中で最多。各国との比較

新宿しまだ内科クリニック高林です。

前回、大腸がんは日本人にとって決してひとごとではないことをお伝えしました。今回は諸外国との比較についての内容です。

G7主要7カ国(アメリカ、カナダ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、日本)での日本の大腸がん事情についてみていきます。

まず大腸がんで亡くなる方の数についての男女別の諸外国との比較です。

アメリカ、カナダ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリアと比較し、日本では1955年以降男女ともに大腸がんでの死亡者数はどんどん増えてしまい現在最多です。
男女ともに大国アメリカをも上回る死亡者数です。

また、各国人口における年齢分布を考慮した上で算出される年齢調整死亡率においても、日本はG7主要7ヵ国の中で男女ともに最も高い結果となっております。
日本が大腸がん大国であることを知っていただけ方と思います。

この現状を打開しようと各医学学会や厚労省などで議論がなされております。その中で、まずお伝えできる重要事項は、とにかく早期発見することです。早期発見し、大腸がんを根治し、死亡者数を減らすことです。
これは胃がんと同様ですが、早期で発見できれば治癒(=根治)できる可能性が高くなり、かつ、低侵襲な治療での根治できる可能性が高まります。

次回以降、大腸がんをいかに早期で発見すべきかについてお伝えしていきます。

大腸がんについてご不安な方、
大腸がん検診の便検査で要精査になってしまった方、
大腸カメラのご相談をされたい方、ぜひ当クリニックへご相談ください。

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新宿しまだ内科クリニック院長 高林英日己