機能性胃腸障害(機能性ディスペプシア)|新宿しまだ内科クリニック 公式コラム

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「疾患でさがす:胃の病気」

機能性胃腸障害(機能性ディスペプシア)

疾患別コラム:機能性胃腸障害(機能性ディスペプシア)

機能性胃腸障害(機能性ディスペプシア)とは

下記コラムにも病態について記載していますのでぜひお読みください
https://naika.clinic/blog/機能性胃腸障害(ディスペプシア):検査では何/

胃の特定の病気(例えば胃潰瘍や胃癌など)や、その他の全身におよび病気などがないにもかかわらず、胃もたれや胃痛(心窩部痛)などの症状を自覚する病気です。
世界的な基準では「6ヶ月以上前から症状がありこのうちの3ヶ月間は診断基準を満たすような症状を有する」となってはいますが、より短期間での症状で受診される方々がほとんどです。
症状を起こす背景に心理的なストレスや環境変化などが関わっていることも多々ある病態です。

機能性胃腸障害の背景にある脳と胃腸の密接な関係「脳腸相関」ついてはこちらのコラムもぜひお読みください
https://naika.clinic/blog/機能性胃腸障害の成因と治療について/

 

症状
胃もたれや食後のきもちわるさ、食後のみぞおちあたりの痛み、食欲低下など

必要な検査
血液検査・胃カメラ検査・腹部超音波(エコー)検査など
上記症状を引き起こす病気が何かないかをひとつずつ確認します。胃・十二指腸や周囲にある膵臓や肝臓、胆嚢などに異常があればその疾患に準ずる治療を開始せねばなりません。

治療方針
症状に応じた内服薬を使用します。
胃腸の運動が落ちてしまっていることが予想される際は消化を助けるようなお薬や、過度に胃酸が分泌されて不快感や痛みを感じないように制酸剤のグループの薬を選択します。
決まった処方はなく症状に合わせて検討します。
また精神的な負担が関与していることが予想される場合は、緊張や不安を軽減する薬を併用やメンタルヘルスを良好に維持できるような専門医の手助けも症状緩和の手助けとなります。

機能性胃腸障害の治療薬についてはこちらのコラムもぜひお読みください
https://naika.clinic/blog/機能性胃腸障害のお薬とは?/

「機能性胃腸障害(機能性ディスペプシア)」について、
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新宿しまだ内科クリニック院長
高林英日己