胃MALTリンパ腫|新宿しまだ内科クリニック 公式コラム

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胃MALTリンパ腫

疾患別コラム:胃MALTリンパ腫

胃MALTリンパ腫とは

リンパ腫というリンパ球が癌化する病気のひとつです。
胃のMALT(mucosa-associated lymphoid tissue)とよばれる粘膜関連リンパ節から発生します。
リンパ腫には多くの種類がありますが、胃にできるリンパ腫の約半数が胃MALTリンパ腫です。ほとんどのケースが進行は緩徐で悪性度は低い病気です。
ピロリ菌感染と関連があることが多いですが近年は未感染症例も増えてきています。

症状
症状は特定のものはなく、むしろ無症状であることが多いです。
胃カメラ検査で診断されることがほとんどです。健診、がん検診での内視鏡検査でたまたまわかることもあります。

必要な検査
胃カメラ:
特徴的な所見があり粘膜を採取し顕微鏡(病理)検査で診断をつけます。
診断された際はピロリ菌感染有無、CT検査などでリンパ節の異常な腫大が全身にないかを精査します。

治療方針
ピロリ菌治療が陽性である際は内服による除菌治療をまず行います
感染していない場合は放射線照射治療や薬物化学療法を選択します。
治療は血液内科という専門の診療科に相談して決めていくことが多いです。

 

「胃MALTリンパ腫」について、
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新宿しまだ内科クリニック院長
高林英日己