花粉症注射治療(ヒスタグロビン・ノイロトロピン)|新宿しまだ内科クリニック 公式コラム
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新宿しまだ内科クリニック高林です。
スギ花粉真っ盛りの季節となってしまいました。私も毎年困っています。
アレルギー学会からは飛散するシーズン前からの内服が望ましいとされており、2月初旬から内服治療を開始し点眼薬などで対応しています。もちろん暴露することが最もよくありませんので、マスク着用、洗濯物を屋外に干さないなどの地味な対策もしています。
最適な治療は個人差があります。どの薬がご身に合うかは試してみないとわからないことも多いです。
眠くならないというのが売りである薬でも実際眠くなってしまったりと、個人差が大きい病態と感じます。
今回は様々な内服薬を使用しても、毎年症状に困っている方への注射薬の治療についての案内です。
ヒスタグロビン・ノイロトロピンなどが代表的なお薬になります。花粉症に対するアレルギー反応を緩和できることが知られております。保険診療内での治療です。
万人に効果が有効ではないこともありますが、かなり改善を認める方も多くおられます。毎シーズンごとに治療に来院される方々も多くおられます。花粉症は春だけではなく毎シーズンごとに飛散する花粉により症状を呈される方もいますので、春、秋に接種されている方々もおられます。
皮下注射
週1回から2 回 (3-4日はあける)
合計で6回を投与を1クールとして行います。
効果のない際は再度1クール行うことができます。
1クールの治療でおよそ2~3ヶ月効果が持続すると言われています。
保険診療で初回は1500円弱で、以降は1000円ほどです。
投与によるデメリットです
蕁麻疹や発疹などなどの症状ですが、0.1〜0.5%ほど報告されております。
女性は月経直前や月経中は注射治療を控えた方が良いとされています。
ヒスタグロビン投与後は献血はお控え頂くことが必要になります。
・ヒスタグロビンについて
献血された血液から作られる製剤です
注射されることで、献血を控えていただくことが必要になります
また、生ワクチン予防接種も3ヶ月ほどはあけて頂くことが必要です
女性は月経直前や月経中は接種を避けることが望ましいとされます
・ノイロトロピンについて
献血された血液からとは異なる方法で製造されていますので、献血を控えるなどは必要ありません。ヒスタグロビンとは異なる作用を示すため双方を使用することでより花粉症症状を緩和できる目的があります。
内服治療をしているが花粉症の症状状がひどくお困りである方は
当クリニックへ来院頂きご相談ください
下記webまたはお電話03-6380-1905から受診のご予約ができます。
https://ssc8.doctorqube.com/shinjuku-shimada-naika/
新宿しまだ内科クリニック院長 高林英日己