除菌判定の方法について|新宿しまだ内科クリニック 公式コラム
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ピロリ菌の話
ピロリ菌の話
新宿しまだ内科クリニック高林です。
今回は除菌治療がうまくいったかどうかの判定検査方法についてです。
行う時期:1週間の内服を終えたあと、4週間以降に除菌判定の検査を行います。4週間あけずに検査をすると正確な結果を得ることができません。逆に4週以降であれば間があいても問題ありません。
検査方法:判定方法は胃カメラではなく呼気テストという方法です。下記のような方法です。
結果は数日後にお伝えになります。この検査結果に影響出るような胃酸を抑える薬の一部は休薬をお願いすることがございます。
(出典:大塚製薬 医療関係者向け情報サイトより)
この検査結果で陰性であれば、除菌成功です。
日本で通常の生活をしている限り、ピロリ菌に再度感染する率は年率で1%未満と報告があります。
もし、成功しなかった場合は、薬の組み合わせをかえて再度除菌治療を試みます。
方法は1回目と同様で3種類のお薬を1週間内服します。その後4週間あけて再度上記の呼気テストを行います。2回の除菌治療で日本人の場合は95%が除菌治療が成功すると言われています。
時々、除菌治療はしたものの、治療が成功したかの確認をされておられない方々をお見受けします。
除菌後どうなったのかご不安の方、当クリニックで検査をお受けできますのぜひご相談ください。
下記webまたはお電話03-6380-1905から受診のご予約ができます。
https://ssc8.doctorqube.com/shinjuku-shimada-naika/
次回はピロリ菌の除菌治療後に大切なことについてです。よろしくお願いいたします。
新宿しまだ内科クリニック院長 高林英日己