大腸ポリープ切除:当クリニックで切除の対象となるもの|新宿しまだ内科クリニック 公式コラム

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大腸ポリープのお話

大腸ポリープ切除:当クリニックで切除の対象となるもの

新宿しまだ内科クリニック高林です。

今回はクリニックでの大腸ポリープ切除についてです。

前回、前々回は大腸内視鏡(カメラ)検査についての内容でした。検査時に見つかるポリープの切除について2回に分けてご説明します。
今回はどのようなポリープであれば当クリニックで切除しているかについての内容です。


まずポリープとは管腔内に突出した隆起物の総称です。消化管のうち食道・胃・小腸・大腸どこにでも発生します。その多くは良性のものですがm大腸の場合は大きくなるにつれて癌化のポテンシャルを持ち合わせてくることが知られています。この過程には少なからず時間を要しますが、ある程度のサイズになった頃には、がんへの進展に進まないように切除しておきましょうという話になることが多いです。その大きさは5,6mm以上になったら、というのが主流であるかと思います。しかし、大きくなるのを待ちつつまた検査を施行し、切除するべきかを判断することは、少からず患者様の負担になかと思います。検査のための受診や、
検査前の準備などご負担も少なからずあります。そもそもいつ検査をすればいいのかという疑問も生じるかと思います。1年後、2年後などと医師から言われることがあるかとは思うのですが。近年はできるだけポリープを切除しておいた方が大腸がんリスクも減るという報告もふまえ、上記サイズにならなくとも検査時に簡便な方法で、検査の際に一緒に切除をしておく(clean colonを目指す)考え方も広まっております。ただ、ここでいう切除とは切ってつなぐという大がかりなものではございません。

当クリニックの検査時には、
・切除が妥当であること
・行っている方法での切除適応があること
・安全で確実に切除できること

これらがそろっていれば積極的に切除しています。
逆にこれらがそろっていない場合は行いません。どのような場合かと申しますと、

・すでにがん化している可能性がある病変
・大きさが明らかに10mm以上ある病変
・有茎性など、形状を理由に切除時、切除後の出血リスクが高い病変
・抗血栓関連薬を休薬できない状況での検査時

このような場合は、安全かつ確実さを優先し対応可能な医療機関へご紹介し、治療のご相談を頂くようお願いしております。

次回は、

どのような方法で切除しているのか?
どのような困るリスクがあるのか?
などを中心の内容を予定しております。

大腸ポリープについてご相談、
大腸カメラのご相談をされたい方は、ぜひ当クリニックへご相談ください。

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新宿しまだ内科クリニック院長 高林英日己