入学・就職・転職。春に環境が変わる方が多いと思われます。
就労の際につきものなのが雇入時健康診断(法定健診B)、職場が変わらずとも新年度を迎えると定期健康診断(法定健診A)や人間ドックを改めて受診される方が多く見られます。検診では自覚症状や心当たりが無いのに異常を指摘されてしまうことが多々あります。
健診異常の際に、新宿しまだ内科クリニックでは消化管内視鏡検査・超音波検査などの画像検索での精査が可能です。
また、検診は普段持病がなく病院に通われていない方の病気の発見に有用な検査です。また、持病がある方も現状治療で問題が無いか、新たな病気に成ってい無いかを確認する目的でも有用な検査になります。当院でも定期健康診断(法定健診A)・雇入時健康診断(法定健診B)・生活習慣病健診(人間ドック)が受けられますので検診を受ける機会が無かった方や健診から足が遠くなられた方がいらっしゃいましたらぜひ受診をご検討ください。
新宿しまだ内科クリニックが提供する健診異常への検査
1.胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)
健診のバリウム検査(上部消化管造影検査)で異常を指摘された方、健診でピロリ菌検査が陽性または感染の疑いのある方、検診では胃の検査を受けられなかったが以前に慢性胃炎や胃ポリープなどの変化を指摘されたことがる方が対象となります。
当院では鎮静剤を用いて緊張を和らげて行う胃カメラと、鎮静剤を用いず意識がある状態で行う胃カメラが選択できます。
検査の詳細に関しては公式サイトに記載がありますので、御一読いただけると幸甚と存じます。公式サイト
① 鎮静下での胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)
今まで経験した胃カメラが「苦しい・辛い」と感じられた方にお勧めで、鎮静剤は保険診療で使用可能です。
方法は静脈点滴からミダゾラムという薬を投与します。
薬の効果でウトウトしながらの検査が可能です(全身麻酔では無く、完全に眠るわけではありません)。「全然覚えていない」、「ほとんど記憶がない」、「なんとなく記憶があるような気もするが、思い出せない」というのが使用された方々の多くの感想です。多くの皆様が幸い苦痛を感じることなく終えられています。
鎮静剤は検査費用・診察料のほか3割負担で約830円の費用が追加されます(投与量による変動はありません)。
鎮静剤の投与量は体重、血圧、呼吸状態を考慮し安全に使用可能な範囲になります。健康被害を被らない様に、お薬の量を際限なく投与することは出来ません。また、得られる薬の効果については個人差があります。効果が得られにくい方の特徴としては、「アルコールを日常多飲されている方」や「睡眠導入薬や抗不安薬を複数または長期間使用されている方」などが挙げられます。
しかしながら薬剤であるため鎮静薬にもデメリットがあります。
使用後ぼんやりと眠い状態になりますので、投与後1時間はクリニックでお休みいただきます。事故が起きては危険ですので同日の乗用車・バイク・自転車の運転は原則禁止としています。検査時に血圧低下・呼吸抑制(呼吸が浅めになること)が起こる事もあり、この際には投与量を増やすことはできません。安全面を配慮し、効果を減弱する薬(拮抗薬:フルマゼニル)を投与することもあります(拮抗薬使用時は別途注射代がかかります)。
とにかく楽な胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)を受けたいと言う方はご検討ください。
② 鎮静剤を使わない 内視鏡検査
以前に胃カメラの経験があり検査に辛さを感じなかった方、辛いものの何とか頑張って検査ができた胃カメラに自信が有る方が選択することが多い印象があります。
咽頭麻酔や鼻腔麻酔などの前処置はするものの、鎮静剤を使用しないため注射料金は不要で、院内での安静待機も不要となります。検査後の仕事や車の運転も可能です。
胃カメラ後にどうしても仕事をする必要がある方や胃カメラに自身がある方におすすめです。
2.大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)
便潜血検査陽性の方に必要な検査です。また検診で便潜血検査を受けていないものの、便通障害や腹痛など大腸癌を疑う症状がある方も保険診療で検査が可能です。
当院では検査時の苦痛や不快感を少しでも緩和する目的で鎮静剤(ミタゾラム)の使用が可能です。また検査による痛みが顕著な場合は鎮静剤に加えて鎮痛剤(ペチジン)の併用も可能です。いずれも保険診療で使用可能なお薬です。
また大腸検査の前例で空気の代わりに二酸化炭素を使用し、お腹の張り感への対策もしています。
ポリープが認められた場合は条件によっては同日切除することも可能です。
検査の詳細に関しては公式サイトに記載がありますので、御一読いただけると幸甚と存じます。公式サイト
①鎮静剤を使用した大腸カメラ
検査に対する不安の軽減と、検査時の心身への負担を薬剤の鎮静効果で低減することが可能です。
鎮静剤の説明は前述の胃カメラの鎮静剤と同様のため、ここでは省略させていただきます。
「以前検査がつらかった」、「初めてなので検査が不安だ」などの意見をお持ちの方々には鎮静薬の使用で大部分が解消できると考えます。
②鎮静剤と鎮痛剤を併用した大腸カメラ
鎮静剤だけでは痛みの点で検査負担を低減できなかった場合は、医療用麻薬の鎮痛薬(ペチジン)を追加投与することが可能です。医療用麻薬と聞くと敬遠される方もいらっしゃるかもしれませんが、モルヒネなどに比べると効果はマイルドで、依存性は低く検査の際の単回仕様であればまず依存性が生じることはありません。ペチジンは鎮静効果は弱いものの鎮痛作用はミタゾラムよりも顕著な効果があります。痛みで辛い検査の思いをされた方にもお勧めです。
しかしながら薬剤であるため副作用として嘔気・頭痛・眩暈・血管炎や血管痛などが生じる事もあります。
③炭酸ガス(二酸化炭素)を使用した大腸カメラ
大腸を観察するには空気で腸管を膨らませる(送気)必要があります。
当クリニックでは空気ではなく炭酸ガス(二酸化炭素)で送気をし検査をしています。炭酸ガスは、空気の約100倍水に溶けやすく、空気の約35倍の速さで腸内から吸収されるという特徴があり、お腹の張り感が素早く軽減され検査後の不快感がほとんど残りません。空気を用いた検査に比べ、炭酸ガスを使った大腸カメラでは検査後(30分〜6時間)の腹部不快感を明らかに軽減する言った報告もあります。
ちなみに吸収された炭酸ガスは肺を経由し呼気(吐息)として体外に排出されます。重度の肺気腫や慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの既往症がなければ、体内にCO₂が過剰に蓄積されるリスクありません。
④大腸ポリープは条件次第でその場切除が可能
大腸粘膜の一部が隆起した病変を大腸ポリープといいます。ポリープのうち問題となるものが腺腫です。
放置しておくと徐々に大きくなり悪性化(がん化)する事があり、良性の腺腫の状態で切除をすることが推奨されます。
ポリープが見つかった場合、10㎜以下の大きさであれば日帰りでのポリープ切除術が可能です。
当院での大腸ポリープ切除は通電焼灼せずに切除する『コールドポリペクトミー』を導入しております。この方法は、従来の電気を流して切る方法と比べ、合併症である検査後の出血(遅発性出血)や穿孔のリスクが低く安全な方法と言われています。
10mm以上のポリープの場合や、10mm未満でもポリープの形態・性質・部位によっては切除せずに専門病院へ紹介する場合がありますのでご了承ください。
3.肝臓超音波検査・フィブロスキャン(火曜日・金曜日限定の予約制)
健診の血液検査で肝機能障害(肝機能異常)を指摘された場合に必要な検査です。
当クリニックの島田理事長は肝臓内科医専門医であり、火曜日と金曜日に肝臓内科外来を行なっています。
火曜日と金曜日は肝臓内科専門医の監修のもと、肝機能障害や脂肪肝の精査が可能です(※火・金曜日以外の診察は超音波検査が出来ないものの小生が肝臓疾患の患者様を診療し、検査結果説明や治療をしています。)。
①腹部超音波検査
肝臓、胆のう、膵臓、脾臓、腎臓、膀胱、前立腺、子宮、卵巣などの病気の検索ができる検査です。
腫瘍・ポリープ・結石・炎症などは周囲の正常組織の組成と異なるため、その違いを手掛かりに病気を検索します。
また腫瘍を認めた場合は大きさ・深達度(どのくらいの深さまで達しているか)・遠隔転移の有無を調べることができます。
②フィブロスキャン
肝臓の脂肪量と線維化を調べる検査です。肝臓の硬さを測ることで、肝硬変の進行度を調べることができる検査です。
生活習慣病としてのMASLD(代謝機能障害関連脂肪性肝疾患)、脂肪肝、糖尿病伴う肝線維化の診療は肝臓専門医でも非常に難易度が高く、病態把握に必須となる肝の線維化(進展度)を肝硬度にて測定できるエコー「肝フィブロスキャン」が重要な検査の一つです。
肝臓の硬さを測ることで肝硬変の進行度を調べる事ができ、さらには肝硬変から肝臓がんへ移行するリスク算定が可能となります。また、今まで測定できなかった肝臓の脂肪量を測ることができるため、MASLDの早期発見や生活習慣病の予防ができます。
4.甲状腺・心臓・頚動脈超音波検査
健診の内科診察で甲状腺肥大を指摘された方には血液検査に加え甲状腺超音波検査が必要となります。
心臓超音波検査は健診の胸部レントゲン検査で心臓が大きい(心拡大)と言われたり、心電図で異常があるといわれた時に必要な検査です。
また健診で高血圧・脂質異常症・糖尿病などの生活習慣病を指摘された方は動脈硬化のリスクが高く、頚動脈超音波検査を勧めます。
①甲状腺超音波
健診で甲状腺肥大を指摘された場合に行う検査です。甲状腺超音波検査では甲状腺自体の大きさ・腫瘍の有無・腫瘍の性状(大きさ・位置・形状)を調べる検査で、触診では分からない腫瘤が見つかることがあります。バセドウ病や橋本病、腺腫様甲状腺腫、甲状腺癌などを検出するのに有用です。
②心臓超音波検査
健診で心機能障害が疑われた場合に行う検査です。心臓超音波は心臓の構造・動き・血液の流れをリアルタイムに観察できる検査で、心筋梗塞・心不全・弁膜症(弁の逆流・狭窄)・心筋症・心肥大など発見に有用です。
健診異常の他に、足のむくみ・息切れ・動悸といった症状がある場合、その症状が心臓からきている症状なのかどうかを見分ける参考になります。
③頚動脈超音波
生活習慣病の方は動脈硬化のリスクがあり、頚動脈超音波検査が推奨されます。人の脳には4本の頚動脈と2本の椎骨動脈から血液が送られています。
超音波検査は主として頚動脈に詰まりが無いかどうかを調べ、頚動脈の動脈硬化の程度を知る検査です。全身の動脈硬化を推測する手がかりになります。脳梗塞、高血圧、脂質異常症、糖尿病などの治療効果の判定にも有用です。
健診異常・人間ドックで異常を指摘された方は、ぜひ当クリニックへ御来院ください。
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