大腸カメラは鎮静剤だけで痛くない?鎮痛剤「ペチジン」にも対応しています|新宿しまだ内科クリニック 公式コラム
- 〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目26−13 新宿中村屋ビル 3階
- JR「新宿駅」東口より徒歩2分、東京メトロ丸の内線「新宿駅」A6出入口直結
大腸内視鏡・大腸カメラ
大腸内視鏡・大腸カメラ


監修:新宿しまだ内科クリニック 理事長 島田昌彦 / 最終更新日:2026年9月19日
大腸カメラの「鎮静剤」と「鎮痛剤」は、目的の違う薬です。鎮静剤は不安や緊張をやわらげ、ウトウトした状態で検査を受けやすくする薬、鎮痛剤は検査中の痛みをやわらげる薬です。新宿しまだ内科クリニックの大腸カメラでは、鎮静剤に加えて、鎮痛剤「ペチジン」も使用できます。どの薬を使うかは、診察のうえで医師が判断します。
「鎮静剤を使ったのに、大腸カメラが痛かった」「前回つらかったので、次の検査をためらっている」という方は、診察のときにその経験をお聞かせください。
この記事の内容
鎮静剤を使っても、痛みを感じることはあります。鎮静剤は主に不安や緊張をやわらげる薬で、痛みそのものを抑える薬ではないためです。
大腸カメラでは、内視鏡が腸の曲がっているところを通るときなどに、お腹が押されるような痛みや張りを感じることがあります。痛みの感じ方は、腸の形や手術歴、体質などによって一人ひとり違います。
そこで当院では、必要に応じて痛みをやわらげる鎮痛剤(ペチジン)を、鎮静剤と組み合わせて使えるようにしています。ただし、薬を使っても痛みがまったくなくなるとは限りません。
| 鎮静剤 | 鎮痛剤 | |
|---|---|---|
| 目的 | 不安や緊張をやわらげる | 検査中の痛みをやわらげる |
| 当院で使う薬 | ミダゾラム | ペチジン |
| 検査中の状態 | ウトウトした状態になります。全身麻酔とは違い、完全に眠るとは限りません | 痛みを感じにくくなります。眠気が出ることもあります |
| 使い方 | どちらも、検査の直前に点滴または注射で使います。単独で使うか組み合わせるかは、医師が判断します | |
「鎮静」は気持ちを落ち着かせること、「鎮痛」は痛みを抑えることと覚えていただくと分かりやすいと思います。
ペチジンは、オピオイド鎮痛薬と呼ばれる種類の痛み止めです。医療の現場で、手術や検査のときの痛みをやわらげるために使われています。
法律上は「医療用麻薬」に分類されます。「麻薬」と聞くと不安に思われるかもしれませんが、医療用麻薬は、医師の管理のもとで適切な量を使う医薬品です。当院では、法律にもとづいて保管・管理しています。
一方で、呼吸がゆっくりになる、血圧が下がる、吐き気が出る、ふらつくなどの副作用が起こることがあります。そのため当院では、検査中は血液中の酸素の量や脈拍を確認しながら使用します。
ペチジンは、すべての方に使う薬ではありません。持病や飲んでいるお薬、当日の体調を確認し、医師が必要性と安全性を判断して使用します。ご希望があっても、使えない場合があります。
以前の大腸カメラで、「鎮静剤を使ったのに痛かった」「痛みの記憶があって、もう受けたくないと思った」という方もいらっしゃいます。
次の検査の前に、診察で次のことを医師にお伝えください。前回の経験が分かると、薬の選び方や量を考えるときの手がかりになります。
診察でお伝えいただきたいこと
次のような方は、鎮静剤や鎮痛剤が使えない、または量を調整する必要があります。当てはまる方は、診察のときに必ずお知らせください。
鎮静剤や鎮痛剤を使った日は、検査のあとも薬の影響がしばらく残ります。
| 鎮静剤 | ご希望により使用できます(ミダゾラム) |
|---|---|
| 鎮痛剤 | 必要に応じて使用できます(ペチジン) |
| 鎮静剤と鎮痛剤の併用 | 医師が適切と判断した場合に併用できます |
| 炭酸ガス送気 | 空気より体に吸収されやすい炭酸ガスを使い、検査後のお腹の張りをやわらげます |
| ポリープ切除 | 見つかったポリープは、その場で日帰りで切除できます(大きなものなどは、ほかの医療機関をご紹介することがあります) |
| 胃カメラとの同日検査 | 医師の診察で可能と判断した方は、同じ日に受けられます |
| 検査の流れ | 検査の前に一度外来を受診していただき、検査の説明と下剤・検査食のお渡しをします。WEB予約なら、最短で予約の3日後に検査できます |
| 費用 | 症状がある方や、健診で便潜血が陽性だった方は、健康保険が使えます。自己負担額は大腸カメラのページをご覧ください |
| アクセス | JR「新宿」駅 東口から徒歩2分 東京メトロ丸ノ内線「新宿」駅 A6出入口直結 |
痛みを感じることはあります。鎮静剤は主に不安や緊張をやわらげる薬で、痛みを抑える鎮痛剤とは働きが違います。当院では、必要に応じて鎮痛剤(ペチジン)を組み合わせることができます。
新宿しまだ内科クリニック(JR新宿駅東口から徒歩2分)では、大腸カメラのときに鎮痛剤のペチジンを使用できます。鎮静剤(ミダゾラム)との併用にも対応しています。使用するかどうかは、診察のうえで医師が判断します。
はい。持病や飲んでいるお薬、当日の体調を確認し、医師が適切と判断した場合に併用します。
必ずではありません。持病、飲んでいるお薬、当日の体調などを確認し、医師が必要性と安全性を判断します。使えない場合は、ほかの方法をご相談します。
ペチジンは法律上「医療用麻薬」に分類されますが、医療の現場で手術や検査の痛みをやわらげるために広く使われている医薬品です。当院では法律にもとづいて管理し、検査中は酸素の量や脈拍を確認しながら使用します。ご不安な点は、診察のときにお尋ねください。
はい、ご相談ください。どのあたりでどのくらい痛かったか、使った薬が分かればその名前を、診察のときにお伝えください。
鎮静剤や鎮痛剤を使った日は、車・バイク・自転車の運転はできません。公共交通機関か徒歩でお越しください。
大腸カメラは、大腸がんや大腸ポリープを見つけるための大切な検査です。痛みが心配で検査をためらっている方も、まずはご相談ください。健診で便潜血が陽性だった方も、早めの検査をおすすめします。
この記事の監修について
本記事は、新宿しまだ内科クリニック 理事長 島田昌彦が内容を確認したうえで公開しています。記載内容は公開時点の情報にもとづくものです。薬の効き方や痛みの感じ方には個人差があります。使用する薬は、診察のうえで医師が判断します。
新宿しまだ内科クリニック
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